プロジェクト紹介

男女共同参画の視点のまちづくり

男女共同参画社会は、男女が互いに個を尊重し、柔軟で多様な生き方を認めあい、ともに責任をわかちあう社会です。これらが個人の生き方、家庭、教育、職場、地域、政治や経済のあらゆる分野で実現されていく必要があります。不確実で不安定な時代の到来が予見される今こそ、男女共同参画社会の実現が求められているといえます。

これまで法整備も進められ、一人ひとりの生活・暮らしに直結する重要なテーマであるという認識は高まっているものの、いまだに固定的な性別役割分担意識が根強く、DVや児童虐待などが潜在化している問題も増えています。

私たちはこの男女共同参画について、拠点となる女性センター等の建設が始められた1980年代後半から、女性情報ネットワークシステムづくりに取組み、以降、センターの基本構想・計画、運営支援、広報、情報誌作成、講座・研修等まで幅広く手がけ、自治体の男女共同参画に関する意識・実態調査や計画策定支援なども行ってきました。

これからも男女共同参画の必要性や重要性を認識し、啓発や情報発信を粘り強く続け、具体的な問題解決の支援を通して、男女共同参画の視点を地域のすみずみに浸透させていきます。

プロジェクト事例

男女共同参画に関する調査、計画策定支援業務

墨田区男女平等に関する意識・実態調査(平成8年度)を受託して以来、20年にわたり市町村男女共同参画に関する意識調査ならびに計画策定を支援してきました。

近年はDV防止法や女性活躍推進法、働き方改革実行計画等との動きをも含み、あらゆる市民に身近なテーマとして関心も高まっています。

品川区の意識・実態調査及び計画書

ジェンダー統計のデータベース更新業務

独立行政法人国立女性教育会館(NWEC)が構築・運用するジェンダー統計「女性と男性に関する統計データベース」の更新業務を、約20年間お手伝いしています。

本データベースは国の基幹統計や世論調査など、12分野にわたる統計の男女別数値を搭載したもので、公開され2次利用が可能です。

NWEC 女性と男性に関する統計データベース

男女共同参画センターの運営支援

男女共同参画に関する多様な業務経験を活かし、平成10年度から千代田区男女共同参画センターの運営支援を行っています。

講座の企画・実施、情報ライブラリの運営支援、情報誌、ビデオサロン、男女共同参画週間イベントや登録団体の活動報告会、相談事業の支援を行っています。

MIW通信

コロナ禍のMIW祭り(2020年)

20周年でのMIW祭り(2019年)

男女共同参画に関する情報ツール、講座事業の実施

武蔵野市の「男女平等の推進に関する条例」の施行にあたり、市民向けのリーフレットと、小学校高学年の授業等で活用するための子ども向けガイドブックを作成しました。
足立区など多数の自治体で、講座のチラシや情報誌の作成も行っています。

武蔵野市条例リーフレット・子ども向けガイドブック

足立区の男女共同参画講座のチラシ

中央区立女性センター「Bouquet(ブーケ)」情報誌

  1. 少子・高齢化、人口減少社会へのアプローチ
  2. 活力ある地域社会づくり
  3. 男女共同参画の視点のまちづくり
  4. 協働による調査研究・分析・事業支援
  5. 施設計画・拠点づくり
  6. 事業評価・第三者評価

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