四川大地震の被災地を訪ねました 8月15日から21日

 

2008年5月12日に中国四川省を襲った大地震から1年3ヶ月が経過した被災地を、仮設市街地研究会のメンバーの一員として、松川淳子が訪ねました。阪神、トルコ、中越、中越沖、四川と、被災地を訪問する経験を重ねてきましたが、被災地の経過を見まもる作業には、今後の防災対策を考えるにつけての貴重な示唆が含まれています。

成都市から出発し、膨州、都江堰、映秀(震源地)、北川県、江油市など、被災地に建設された仮設住宅の訪問と見学が主目的でしたが、仮設住宅はすでに撤去期に入り始めていて、跡地になっているところも見られました。残っている人たちは、周辺の畑で農業をしたり、街路樹の陰に出した作業台でミシンをかけたりと、忙しく働いています。

震源地の中学校(映秀)     パラソルの陰で仕事をする人(普都苑)

恒久住宅の建設が急ピッチで進められています。沿海の都市と被災地をペアにして支援する「対口方式」が効果をあげているようです。

成都市の都市計画局の方のお話によると、恒久住宅への移行は、統一計画・統一建設に基づいて政府の資金で集中居住するケースと、統一計画に基づいて自力で建設するケースという二つの方式で、全体の8〜9割を占めているとのこと。居住環境の整備のみならず、公共サービスの享受、周辺環境との調和など、農村の近代化が復興を契機に早いペースで進んでいます。

仮設住宅の撤去にともない、現地でも跡地と廃材をどうするかがこれからの大きな課題として認識されていました。

 

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 生活構造研究所は、すみだ女性センター「すずかけ」の事業をサポートしていま
 
す。 〜9月4日すずかけ大学公開講義V「祖父母のころ、父母のとき、私たちの
 いま−男女共同お国事情−」が開催されました

 

生活構造研究所では、平成2年に開設されたすみだ女性センター「すずかけ」のをサポートを、当初からいろいろな形で続けています。

9月4日(金)に実施されたすずかけ大学公開講義の一環である公開シンポジウム「祖父母のとき、父母のころ、私たちのいま―男女共同お国事情―」は、企画から実施までをコーディネートし、当日は、松川淳子がコーディネーターを務めました。うちわ上げゲーム

アメリカ、スウェーデン、フランス、韓国の出身のパネリストがそろいました。男女共同参画について、社会全般、家庭生活、職業選択、方針や政策の決定への参画などの側面から、それぞれのお国の事情や男女共同参画基本法が制定されてからの10年を振り返りながら、意識

変化の歴史的推移について話し合い、楽しく、有意義なシンポジウムになりました。会場も、「うちわ上げゲーム」で日本の現状について討論に参加し、盛り上がる中で予定の2時間があっという間に経ってしまいました。パネリストのみなさんの達者な日本語にも敬服!

 

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 中越地震の被災地のひとつ、長岡市小国法末(ほうすぇ)集落で、第2回目のオー
 プンガーデンモニターツアーを実施しました。  8月1日

 

法末集落との交流・支援は、2004年10月の中越大地震のあと、2005年から始まり、すでに4年半が経過しました。

いま、力を入れているのは、集落をひとつの大きな庭として整備し、花や野菜が植えられたそれぞれの庭を「生活の庭」として公開して、都市部の人たちをもてなそうとする計画、「法末オープンガーデン」です。現在はまだ、モデル実験中です。モニターツアーを実施し、庭や共有スペースを整備し、コースや案内のしかた、ツールについても検討中です。

9月5日の第2回のモニターツアーには、東京からUIFA JAPON(国際女性建築家会議日本支部)の参加者が中心になって、庭公開をしてくださった17軒をまわり、用意されたかごに花を摘んで花かごにつくったり、野菜を購入したりして、値段のつ民家と花け方やかごの大きさ、売り方などについてチェックしました。

近いうち、集落の方たちと総括会議をして、本格実施にむけ、やり方を検討します。引き続き、雪割り草鑑賞ツアーなども構想中です。

            
              とりたて野菜

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